How to enjoy TOBA鳥羽の楽しみ方

2022.12.21


鳥羽の歴史情緒を楽しもう

三重県鳥羽市は、なだらかな遠浅の伊勢湾と太平洋のつながる外海の両方に面していて、景勝地も多く三重県内でも人気の観光スポットが多くあります。海に関する絶景スポットやレジャー施設が注目されがちですが、実は歴史と文学の町として伝統的な建築物も多く残っています。こちらでは、鳥羽の歴史的な観光スポットを紹介します。

鳥羽城跡

文禄3年に九鬼嘉隆が築城した鳥羽城の跡地です。水軍の城として大手門を海に面して開く『独特な作り』となっていて、西側を除いて周りを海に囲まれた海城です。建物は明治時代に解体されましたが、現代でも本丸の周辺と石垣が残されています。鳥羽城跡周辺は、城下町らしい格子のある町並みが残っていますので、当時の生活に思いを馳せることができます。

常安寺

九鬼嘉隆の菩提を弔うため、息子の守隆が慶長12年(1607)に改築したと言われています。九鬼家の七曜星と左三巴が本堂のガラスや棟、屋根瓦などに記されています。嘉隆が自害した時の短刀や嘉隆肖像画、鐘楼などの文化財も残されていて、戦国の英雄武将・九鬼嘉隆を知ることができます。

鳥羽みなとまち文学館

風俗・民族学者の岩田準一邸を改装して作られた文学館です。岩田準一の絵画や、実際に使用した机や椅子が展示してあります。また、交流の深かった江戸川乱歩や竹久夢二との書簡を見ることもできます。鳥羽は江戸川乱歩が青年時代をすごした土地でもあり、乱歩の愛用品を展示している乱歩館もあります。昭和30年代を再現した「みなとまち文学小路」は、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

伊良子清白の家

伊良子清白は、明治から昭和初期まで活躍した詩人で、鳥羽では医師としても活躍していました。住宅兼診療所としていた家が、伊良子清白の家として無料で一般公開されています。当時の建物のつくりや備品、使用されていた机やベッドも展示されています。

鳥羽は、歴史情緒を楽しめる魅力あふれる町です。鳥羽へドライブの際は、歴史文化にも触れてみてはいかがでしょう。鳥羽展望台は、鳥羽観光時の休憩場所として気軽にご利用いただける施設です。カフェを完備し、地元食材を使用した絶品グルメをお召し上がりいただけます。鳥羽にお越しの際は、ぜひご利用下さい。

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