真珠にはいくつか種類がありますが、三重県伊勢志摩地方は「アコヤ真珠」の養殖地としても有名です。真珠は天然での産出はとても稀であり、その美しい光沢は見るものを魅了してやみません。こちらでは、伊勢志摩が誇るアコヤ真珠の魅力をご紹介したいと思います。
アコヤ真珠とは、核を入れたアコヤ貝を海の中で成長させ、核のまわりに真珠層を形成させて生み出す真珠です。別名で和球(わだま)とも呼ばれ、三重県の伊勢志摩地方のほか、愛知県の宇和島などが養殖地となっています。アコヤ真珠の養殖は、中国や韓国、ベトナムなどでも行われていますが、その中でも品質の良さは日本産がトップクラスだと言われ、世界中から高い評価を得ています。
アコヤ真珠の魅力は、きめの細かい真珠層から放たれる、しっとりと上品な輝きです。日本人の肌にもなじみやすく、昔からネックレスやイヤリングなどに加工されて冠婚葬祭に重宝されてきました。
テリと呼ばれる独特の輝きは、実体色という真珠そのものの色素や不純物の色に、干渉色という光の回折現象による色が重なることで生まれます。そのため、アコヤ貝の表面には美しい虹色が見られるのです。
アコヤ真珠は、フォーマルにもカジュアルにも合わせやすく、ダイヤモンドなど他のジュエリーとも相性が良いため、流行り廃りのない宝石として愛されています。一粒でも存在感がありますし、真珠の色もシンプルなホワイト系だけでなく、クリーム系やホワイトを基調としたピンク系、ナチュラルと呼ばれるブルー・グレー系、ゴールドなどがあり、好みやファッションに合わせて選べるのも、アコヤ真珠の魅力です。
美しい真珠が育つ豊かな自然に囲まれた伊勢志摩には、おいしい海の幸や観光名所がたくさんあります。
鳥羽展望台では、ドライブにおすすめの絶景スポットや気軽にご利用いただけるカフェ、ペットとの散歩が楽しめる芝生広場など様々な観光スポットをご用意しています。伊勢志摩へ観光に訪れた際には、ぜひ鳥羽展望台へお越し下さい。